身も心もリフレッシュ!みどりに囲まれて気持ち良く走れる世田谷のランニングコース!
天気のいい日は外でリフレッシュ!
慌ただしい年末年始も落ち着き、本格的に正月太りが気になり始めた方もいらっしゃるのでしょうか。
暖冬と言われながらも、やっぱり冬は寒い!布団から抜け出せず、こたつのお世話になっている方も少なくないとは思いますが、天気のいい日には思い切って外でリフレッシュするのも気持ちがいいですよね。
世田谷区といえば閑静な住宅街のイメージが強いかと思いますが、下北沢や三軒茶屋など個性的な街も多く、また実はたくさんの緑や名勝が残っているんです。
天気のいい日に思わず歩きたくなるような、散策にもピッタリな世田谷区の緑道をご紹介しますよ。
烏山川緑道から散策スタート!
烏山川緑道のスタート地点は、千歳台にある温水プールあたりから始まります。延長約7kmありその地下に河川が流れています。もともとは農業用の水路でしたが、区画整備や都市開発とともに整備され河川が地下化されるとともに地上部が緑道として整備され、地域の人々の憩いの場となっていきました。
歴史好き必見!万葉の小径から始まるタイムトラベル
鴎友学園前から約150m続く万葉の小径はには、日本在来の植物が多く植えられ万葉の時代に名のある歌人が植物にちなんで詠んだ歌が楽しめます。
その他にもアジサイ、ナツメ、モミジなどたくさんの植物と歌が楽しめますよ。
また、万葉の小径から先に進むとその周辺には緑道に沿って多くの史跡や神社があります。世田谷百景に選ばれる世田谷城史公園をはじめ、勝光院、豪徳寺、松陰神社、太子堂円泉寺など歴史にゆかりのある神社仏閣があるので、ゆっくりと歴史の散策を楽しむのもいいかもしれませんね。
住宅街に囲まれ、ゆったりとした時間が楽しめます。
住宅街を抜けると
住宅街の通りを抜けると、三軒茶屋あたりを境に人通りも多くなり明るい雰囲気に一変します。休憩できるスペースも多く、小さな公園や広場が目立つようになります。
このあたりから緑道を舗装する石畳も、エリアによって変わったパターンが配置されているので、観察してみると面白いかもしれません。
子ども向けのちょっとした遊具や、ぶら下がり棒、腹筋ベンチなんかも所々に設置され、様々な健康法にチャレンジできそうです。
緑道に沿った小さな公園では、子どもたちが青空の下元気にDSをやりあっていました。現代っ子は切磋琢磨した環境で常に競いあっているのですね。負けてられません。
烏山川緑道もこのあたりで北沢川緑道と合流する地点になります。
この合流地点から、目黒川に向かって目黒川緑道としてスタートします。目黒川緑道は地域住民の協力によりたくさんの植物が植えられていて、また違った楽しみかたができますよ。
こちらはよく見かけるであろう、ツワブキの黄色い花が咲いていました。
どこにでも咲いているようなツワブキですが、実は食用に利用することもでき、中国では漢方薬として重宝されています。
アロエの花も咲いていましたよ。こちらはなかなか見かけない花かもしれません。
身の回りの植物をよく観察していると、意外と食べられる植物って多いんですよね。食べられる植物といえば、花壇にこんなものが!
キャベツ!
ではありませんよ、ハボタンです。別名花キャベツとも言いますが実はアブラナ科の植物で、ボタンでもなくキャベツでもない若干紛らわしい植物ですね。
なんだかあま〜い香りに誘われると、皇帝ダリアの花にたどりつきました。ジャスミンのような甘く優しい香りが辺りに漂っていましたよ。
目黒川緑道は、沿道にせせらぎが流れていることも特徴です。
そこだけ切り取ると、まるで渓谷にでも来ているのかと錯覚するほどシダやコケが茂っています。
せせらぎといえど、たくさんの動植物がいて錦鯉まで泳いでいましたよ。
のどかに泳ぐカモもいて、すぐ隣を車が通っているとは思えないような光景ですね。
桜の木も多く、春先が楽しみです。せせらぎと桜の花びらのコントラストがきっと美しいことでしょう。
まとめ
約8kmの緑道の旅はいかがでしたか。普段何気なく通り過ぎている場所でも改めてゆっくり観察すると面白発見があるかもしれません。
目黒川緑道はこの先に大橋ジャンクションがあるので、首都交通の要、大橋ジャンクションに浮かぶ天空の庭園も併せてお楽しみください。
Edited by UC