東京での暮らしを緑色にカスタマイズ

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地下トンネルの上にそびえる高層ビル。虎ノ門ヒルズ「みどりのまちづくり」。

2016.11.3

虎ノ門ヒルズのまちづくり

虎ノ門ヒルズはオフィスワーカーを始め、様々な人の集まる港区虎ノ門の新たなランドマークとして2014年6月にオープンしました。

52階建ての超高層ビルには、ホテル、スパ、マンション、オフィス、フォーラムに多種多様なショップとレストランなど様々な施設を備えています。

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虎ノ門ヒルズは、道路の上下に建築物を建設できる「立体道路制度」が活用されており、なんとこの超高層ビルの地下にトンネルを貫通させ、環状2号線が通っているんですよ。

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環状2号線「築地虎ノ門トンネル」が虎ノ門ヒルズの地下に吸い込まれて行きます。

こうして虎ノ門ヒルズの再開発プロジェクトは官民が一体となって、オフィスワーカーはもちろん地元住民や子どもたち、訪れた人々がゆっくりと散歩や緑を楽しめる「まちづくり」が実現されたんですね。

「くつろぎ」のある優しい緑の空間

多種多様な人々が訪れる虎ノ門ヒルズ。それでもやはり、オフィスやフォーラム、また虎ノ門という土地柄からオフィスワーカーの姿が多いのも事実。

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虎ノ門ヒルズ南側の「ステップガーデン」では、緑の癒しを求めるオフィスワーカーがリラックスできる空間が広がります。

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現代アート仕様のベンチで、自由にくつろぐ人々が印象的ですね。

また、虎ノ門ヒルズ内のカフェやレストランの並ぶ吹き抜けのアトリウムが、外の緑を建物内に引き込んでくれています。

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舗装をよく見ると、外のステップガーデンの舗装がそのまま建物内アトリウムにも繋がっています。こうして緑の外部空間と建築物のバランスを保っているんですね。

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ステップガーデンでは生物多様性に配慮した植栽が展開され、日本の在来種を用いた空間が広がっています。

ステップガーデンのせせらぎは、かつてこの地に存在した桜川の流れを表現しているそうですよ。ゆるやかな流れが優しく印象的ですね。

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地面を覆う地被植物にも、ギボウシにツワブキなど多様な日本の植物が見られます。

植栽の間や土が見えている箇所をよく見ると、多孔質の砂利が綺麗に敷かれています。

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これは一種の技法で「マルチング」といい、地面の化粧効果はもちろん、土壌の乾燥防止や砂塵の防止などに役立っているんですよ。

また、黒いパイプは自動潅水システムで、土壌が乾いてくると自動的に潅水が行われようプログラムされ徹底的に管理がなされているんですね。

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よく道端で見かけ、雑草として扱う事も多いであろう、秋の七草「ススキ」も、都心の真ん中でひとつのまとまりとして見ると綺麗で可愛らしく感じますね。

人が主役のランドスケープ

虎ノ門ヒルズガーデンの最大の魅力は何といっても広々とした綺麗な芝生広場です。

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シンボルであるアートが印象的な「オーバル広場」は、広大な芝生空間が広がる人気スポット。

お昼時には芝生の上でお食事を、昼下がりにはコーヒーをと、芝生広場さえあれば色々な楽しみ方が見つかりますよね。

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超高層ビルの周辺は、日照条件などが変わってくることから、ビルの足元に芝生広場を設ける計画は普通敬遠されがちなんです。

それでもこの超高層ビルの足元に、こんなにも立派な芝生広場が実現したことは、虎ノ門ヒルズに訪れる人々が主役であり、近隣の住民やビル利用者に緑を存分に感じてもらおうという、施主側の熱い思いがあったからなのかもしれませんね。

子ども達の遊び場となる「マウンテン」。

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芝生広場と共に地元子ども達の遊び場になっています。子ども達が元気に遊ぶ姿を見ると、何だか大人も元気をもらえまね。

まとめ

虎ノ門ヒルズの人が主役のランドスケープはいかがでしたか。

幼いころから植物や草花を愛す日本人の感性に訴えかけるような繊細な緑の空間を、都心に寄った際にはぜひ楽しんでみてください。

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Edited by UC

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虎ノ門ヒルズ
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1丁目23番1~4号
森ビル株式会社
赤坂・虎ノ門エリア店舗運営室
TEL:03-6406-6665(平日)
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